お笑いの理論

お 互いにキス




お笑いの理論と言えば、
よく言われるのが、緊張と緩和です。


この理論は、元々、 哲学者のカントや、
落語家の桂枝雀などが指摘している理論
です。


簡単に言うと、笑いは
緊張が緩和された時に起きる、
ということになります。



日常生活においても、緊張した場面で、
ふと気が抜けるようなことが起こると、
ぷっと笑いがこみあげてくるというのは、
よくあることです。



例えば、人が2人いて、その2人が
段々と怒り始めるとします。



そして、怒りが頂点に達した緊張状態で、
いきなりお互いにキスをしたりすると、
思わず笑ってしまいます。



また、真剣な話をしている最中に、おならを
したりすると、噴き出してしまいます。



漫才のコンビのネタで例を挙げると、ボケ役が
ふざけたことばかりすると、ツッコミ役が段々
イライラし、さらにボケ役がふざけると、
ツッコミ役は一層キレ、さらにボケ役がとぼける。


という風に、緊張と落差を強調する
ことで、 そこに笑いが生まれます。



これは実際にあった話なのですが、学校の
同級生があまりにも宿題をやってこないので、
先生がキレて、いいかげんにしろと叫んだんです。



その時、その同級生は、お風呂をですか?

と先生に聞き返していて、
一気に和んだことがあります。


人が怒っている状況を一気に和ませられる笑い
というのは、 実に素晴らしいものです。





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